日常生活でできる体調管理のための工夫

看護師は病院で働くため、風邪などに感染しやすい環境にいます。そのため、体調管理が必須です。
風邪をひかないために、「手洗い」「うがい」といった基本的な感染予防をしっかりと実践することが大切です。自分が風邪に感染してしまえば、患者さんにうつしてしまうリスクが生まれてしまいます。面倒だと思っても、手洗いうがいを欠かさないようにしましょう。

「免疫を高める」ことも、体調管理の基本です。
免疫を高める方法の一つが、ぐっすりと眠ること。8時間の睡眠時間を確保して、できるだけ質の高い睡眠を心がけます。熟睡するために「自律訓練法」を導入したり、眠る前の1時間はスマホのブルーライトを浴びないなどの工夫を生活に取り入れましょう。

体調管理の基本は「質の高い食事」です。
看護師は仕事が忙しいため、食事がおろそかになりやすく、注意が必要です。質の高い食事とは、簡単に言うと「高たんぱく、低糖質」の食事になります。
筋肉や皮膚、髪や爪を作る材料は「タンパク質」です。肉や魚、乳製品をしっかりと使った食事をとることで、体作りの材料を得られます。
また、体重ごとに適切な量のタンパク質をとることが健康の秘訣と言われています。50kgの女性は、50グラムのタンパク質をとるようにしましょう。50gのタンパク質をとるためには、ステーキに換算すれば250gになります。食事からとるのが難しい人は、プロテインなどサプリメントを摂取するのもおすすめです。一方、糖質の取りすぎは太りやすく、体がだるく感じるため避けるようにしましょう。